今年も、この季節がやってきました。
M-1グランプリ2024
今回ここで、
M-1グランプリ2024年
一挙まとめて見ようじゃありませんか!
敗者復活を果たしたコンビも入れた最新版です!
- 今回登場する10組はいったいどんな方々なのか
- 個性豊かなコンビ名のそれぞれの由来は
- いままでのM-1グランプリの戦績は?
文字数多いので、索引使って
スキップしながらご覧くださいね!
M-1グランプリ2024基本情報
今年のM-1グランプリは
20年目の節目にあたります。
過去最高組数 10330組の挑戦者が
これまでしのぎを削ってきました。
決勝戦は12月22日(日)18時30分~放送されます。
ファイナリストは以下の通りです。
()の中は過去決勝進出情報
- 真空ジェシカ(4年連続4回目)
- トム・ブラウン()
- ヤーレンズ(2023年準優勝、回目)
- エバース(初)
- ダイタク(初・ラストイヤー)
- 令和ロマン(2023年優勝、決勝回目)
- ママタルト()
- バッテリィズ(初)
- ジョックロック(初)
- マユリカ(敗者復活戦進出者、2回目)
※エントリー順
決勝進出組まとめ
1・真空ジェシカ(プロダクション人力車)
出場順:3番
メンバー
- ボケ担当(ネタ作り):川北(35歳)
- ツッコミ担当:ガク(34歳)
結成年
- 2012年
コンビ名の由来
川北さんの好きなAV女優:希崎ジェシカの「ジェシカ」に
ガクさんが語感をよくするために
「真空」を足して決まりました。
このコンビ名になる前は
「川北コンビ」と名乗っていました。
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2015 | 2回戦進出 | |
2016 | 2回戦進出 | |
2017 | 準々決勝進出 | |
2018 | 3回戦進出 | |
2019 | 準々決勝進出 | |
2020 | 準々決勝進出 | |
2021 | 決勝進出 | 決勝6位タイ |
2022 | 決勝進出 | 決勝5位 |
2023 | 決勝進出 | 決勝5位 |
2024 | 決勝進出 |
真空ジェシカの特記すべきこと
これまで10回の出場の中で
準々決勝進出7回(そのうち決勝進出4回)
は、今回の出場者の中でもトップクラスの成績です。
真空ジェシカの特にすごいところは
驚異の4年連続決勝出場(2021~2024)
この記録は、
大会史上:歴代2位の連続出場記録です
(1位は笑い飯(9年連続))
つまり、
2024ファイナリストの中では1位
吉本興業以外の記録としても1位
ということです。
2・トム・ブラウン(ケイダッシュステージ)
メンバー
- ボケ担当:みちお(39歳)
- ツッコミ担当:布川ひろき(40歳)
ネタ作りは両者共に行っています。
結成年
- 2009年
ラストイヤーです。
(2008年にもM-1に出場していますが、
正式に結成する前でした。(アマチュア))
コンビ名の由来
二人が学生時代に見ていた
少年ジャンプの掲載マンガ
「やまだたいちの奇蹟」
に登場する助っ人外国人選手の名前から取りました。
余談ですが
トム・ブラウンのファンのことを総称して
トムブラウニーと言います。
インスタグラムの生配信で寄せられた
斎藤工さんのコメントで決まった呼称です。
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2008 | 2回戦進出 | アマチュア |
2009 | 1回戦敗退 | |
2010 | 2回戦進出 | |
2015 | 3回戦進出 | |
2016 | 2回戦進出 | |
2017 | 準々決勝進出 | |
2018 | 決勝進出 | 決勝6位 |
2019 | 準決勝進出 | |
2020 | 準々決勝進出 | |
2021 | 準々決勝進出 | |
2022 | 準々決勝進出 | |
2023 | 準決勝進出 | |
2024 | 決勝進出 | ラストイヤー |
トムブラウンの特記すべきこと
2人とも北海道出身で
高校時代の柔道部の先輩後輩コンビであるふたり。
息ぴったりな芸風は、ここから来ているのでしょう。
決勝進出は2回目。
初めて決勝に進出した2018年のネタは
その時、審査員をしていた
立川志らくさんや松本人志さんから評価を得ていました。
これまで
コンビのボケとツッコミを逆にし、
コント中心だったものを漫才中心に変え、
さまざまな試行錯誤を経て迎えたM-1ラストイヤー。
全力で向かってくることでしょう。
3・ヤーレンズ(ケイダッシュステージ)
出場順:2番
メンバー
- ボケ担当(ネタ作り):楢原真樹(38歳)
- ツッコミ担当:出井隼之助(37歳)
結成年
- 2011
コンビ名の由来
二人とも「サザンオールスターズ」のファン。
コンビ名は二人が好きなサザンの曲名である
「YARLEN SHUFFLE~子羊達のレクイエム」から
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2015 | 準々決勝進出 | |
2016 | 3回戦進出 | |
2017 | 準々決勝進出 | |
2018 | 準々決勝進出 | |
2019 | 準々決勝進出 | |
2020 | 準々決勝進出 | |
2021 | 準々決勝進出 | |
2022 | 準決勝進出 | 敗者復活6位 |
2023 | 決勝進出 | 決勝2位 |
2024 | 決勝進出 |
ヤーレンズの特記すべきこと
昨年、2023年M-1の「準優勝」コンビ
票差は
- 昨年優勝した令和ロマン4票
- ヤーレンズ3票
なんと1票差。
実力は優勝クラスと言って間違いないでしょう。
しかも、何とこの2組(令和ロマン、ヤーレンズ)
2022年のM-1で敗者復活戦に敗れてから
2023年の1年間「ヤレロマ」としてユニットを組み
月1ペースでライブを開催してきていた中での
ワンツーフィニッシュでした。
2024年も既に
第5回ビートたけし杯
「お笑い日本一」で優勝をかっさらっているこのコンビ
優勝候補筆頭です。
また、彼らが
事務所をケイダッシュステージに選んだ理由が
「トム・ブラウンがいた」からということで、
ラストイヤーのトム・ブラウンと一緒にできる
最後のM-1決勝でもありますね!
4・エバース(吉本興業)
メンバー
- ボケ担当(ネタ作り):佐々木隆史(32歳)
- ツッコミ担当:町田和樹(32歳)
結成年
2016年
コンビ名の由来
2人とも野球好きで、コンビ名も野球用語由来です。
野球用語「エバース」は
「バントの構えからバットを引き、投球を見送る動作」
のこと。
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2015 | 1回戦敗退 | |
2016 | 1回戦敗退 | |
2017 | 2回戦進出 | |
2018 | 1回戦敗退 | |
2019 | 3回戦進出 | |
2020 | 1回戦敗退 | |
2021 | 3回戦進出 | |
2022 | 準々決勝進出 | |
2023 | 準決勝進出 | |
2024 | 決勝進出 |
エバースの特記すべきこと
今年が初めての決勝進出です。
昨年の敗者復活戦は決勝進出こそ叶わなかったものの
松陰寺さん(ぺこぱ)や佐久間宜行さんなど
方々から絶賛されていました。
月に5から6本のネタを生み出すなど
かなりハイペースなネタ作成。
手ごたえのあったものをさらに仕上げるスタイルで
より彼らの中で「これだ!」という強いものを
M-1決勝にもってきてくれることでしょう。
ちなみに、エバースは
佐々木さんが、
ネタ制作、動画編集、SNS告知等々
ほとんどの活動のことを担っているため
優勝した場合、賞金の取り分は
どの賞レースでも一律「19:1」だそう。
つまりM-1グランプリなら
佐々木さんが950万、町田さんが50万
となりますね。
5・ダイタク(吉本興業)
メンバー
- ボケ担当:吉本 大(39歳)
- ツッコミ担当:吉本 拓(39歳)
ネタ制作は両者ともに行っております。
結成年
2009年
ラストイヤーです。
コンビ名の由来
2人の名前:「大」と「拓」を組み合わせたもの
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2009 | 2回戦進出 | |
2010 | 3回戦進出 | |
2015 | 準決勝進出 | |
2016 | 準々決勝進出 | |
2017 | 準々決勝進出 | |
2018 | 準々決勝進出 | |
2019 | 準決勝進出 | |
2020 | 準決勝進出 | |
2021 | 準決勝進出 | |
2022 | 準々決勝進出 | |
2023 | 準決勝進出 | |
2024 | 決勝進出 | ラストイヤー |
ダイタクの特記すべきこと
今年が初めての決勝進出にして
最後のM-1グランプリです。
最後の最後に念願の決勝進出を果たしました。
決勝が決まった瞬間、無言で握手を交わした二人。
4年ぶり15度目くらいの握手だそうです。
ダイタクの二人は
一卵性双生児の双子コンビ。
苗字が吉本だなんて、漫画の主人公みたいですね
大はアルバイトをしていた高級割烹の料理長から
拓は就職していた大手スーパー(ゆめタウン)から
仕事ぶりが熱烈に評価されており、
まさに「一芸だけではない」才能あふれる双子。
ラストイヤーなこともあり、楽しみまくると思われます。
6・令和ロマン(吉本興業)
出場順:1番
メンバー
- ボケ担当(ネタ作り):高比良くるま(30歳)
- ツッコミ担当:松井ケムリ(31歳)
結成年
2018年
コンビ名の由来
慶応義塾お笑いサークル時代は
先輩後輩コンビとして
2人で「魔人無骨」として活動していたが、
令和初日「2019年5月1日」に
「令和ロマン」に変更!
その理由は、
「コンビ名が怖い」「読めない」
「名前を見て、もっとごついのが出てくるかと思った」
と否定的な意見が多かった為。
ちなみに名前に元号を入れたのは
その当時一緒にいた
平成ノブシコブシの徳井さんからアイデア。
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2017 | 2回戦進出 | |
2018 | 準決勝進出 | |
2019 | 準々決勝進出 | |
2020 | 準々決勝進出 | |
2021 | 準々決勝進出 | |
2022 | 準決勝進出 | |
2023 | 決勝進出 | 優勝 |
2024 | 決勝進出 |
令和ロマンの特記すべきこと
泣く子も黙る昨年の覇者
M-1グランプリ2023の優勝者です。
優勝者は、通常
翌年以降のM-1グランプリには出場しないのが通例ですが
2023年優勝時に発した
「来年も出ます!」
の言葉通り、今年も出てきました。
共に「ヤレロマ」としてライブを行ってきた
戦友ヤーレンズからは
「いけ好かないエリート小僧をたたきつぶしてやる」
と対抗意識むき出しにされています。
M-1グランプリ史上初の2年連続2冠となるか?
7・ママタルト(サンミュージックプロダクション)
メンバー
- ボケ担当:大鶴肥満(33歳)
- ツッコミ担当(ネタ作り):檜原洋平(33歳)
結成年
2016年
コンビ名の由来
ネットの検索欄で
「オシャレ 喫茶店」
と検索して出てきた中から
自分たちが一番素敵だと思った喫茶店の名前から。
3つの候補の中から最終的にはくじ引きで決まりました。
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2016 | 2回戦進出 | |
2017 | 2回戦進出 | |
2018 | 2回戦進出 | |
2019 | 3回戦進出 | |
2020 | 準々決勝進出 | |
2021 | 準々決勝進出 | |
2022 | 準決勝進出 | 敗者復活戦16位 |
2023 | 準決勝進出 | |
2024 | 決勝進出 | 初めての決勝進出 |
ママタルトの特記すべきこと
一部のコアなファンにウケるネタではなく
たくさんのひとに面白いと思ってもらえるネタ
を目指しているママタルト。
2022年には漫才協会に
(本人たちの知らないうちに)入会しており、
研鑽積みまくっております。
ちなみにコントもやっていて
キングオブコントにも毎年出ています。
もともと、ボケとツッコミは逆だったお二人。
これまでの試行錯誤の結果、
念願の決勝進出を決めました。
今回の注目ポイントの一つが
「大鶴肥満さんの体重(190㎏)は、
本番のM-1ステージせりあがりが持つのか!」
結果はぜひ、12月22日をご覧ください!
8・バッテリィズ(吉本興業)
メンバー
- ボケ担当(ツッコミも):エース(30歳)
- ツッコミ担当(ボケも):寺家 剛(34歳)
ネタは寺家さんが担当しています。
結成年
2017年
コンビ名の由来
現在でも草野球チーム「上方ホンキッキーズ」の
ピッチャーとキャッチャーとして
野球を楽しんでいる二人ですが
この名前は結成当時、試合中のブルペンで決まりました。
理由はピッチャーとキャッチャーの組み合わせを表す
野球用語「バッテリー」から。
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2018 | 3回戦進出 | |
2019 | 2回戦進出 | |
2020 | 2回戦進出 | |
2021 | 3回戦進出 | |
2022 | 準々決勝進出 | |
2023 | 準決勝進出 | |
2024 | 決勝進出 | 初めての決勝進出 |
バッテリィズの特記すべきこと
草野球のバッテリーから生まれた「バッテリィズ」
草野球の方も本気で
「草野球界の全国大会」を目指して戦っています。
全国1位のチームに4-4で引き分けたこともあるそうです。
また、漫才だけではなくコントも挑戦しており
キングオブコントで準々決勝進出する実力者。
いろんな経験を漫才に活かすことができるのが
彼らの魅力の1つになるはずです。
ちなみに、マジカルラブリーの村上さんは
動画を見てすっかりバッテリィズのとりこになってしまったようです。
9・ジョックロック(吉本興業)
メンバー
- ボケ担当:ゆうじろー(26歳)
- ツッコミ担当(ネタ作り):福本ユウショウ(37歳)
結成年
2022年
コンビ名の由来
現在、本人の口から
コンビ名の由来が語られておりません。
続報をお待ちください
有力な説としては
智弁和歌山高校の応援歌として知られている
魔曲「ジョックロック」から来ているのでは?
と推察されています。
実際、ふたりの出囃子(登場するときの曲)は
この「ジョックロック」です。
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2022 | 2回戦進出 | |
2023 | 準々決勝進出 | |
2024 | 決勝進出 | 初めての決勝進出 |
ジョックロックの特記すべきこと
2023年、2024年と連続で
「NHK新人お笑い大賞」準優勝した
いま勢いのある実力コンビです。
福本さんの独特な
半分仁王立ちのような体制から繰り出されるツッコミは
中毒性がありますよね。
そこは、本人もセールスポイントにしているようで
「CMに使いやすいので是非!!!」と言っていました。
M-1で売れっ子になる気満々です!!!
10・マユリカ(吉本興業)(敗者復活)
メンバー
- ボケ担当(ネタ作り):阪本(34歳)
- ツッコミ担当:中谷(35歳)
結成年
- 2011年
コンビ名の由来
マユリカのコンビ名は、
ふたりのそれぞれの妹の名前です(まゆ、ゆりか)
苦肉の策だということですが、いい名前ですよね
M-1歴代戦績
年度 | 結果 | 備考 |
2010 | 2回戦進出 | |
2015 | 準々決勝進出 | |
2016 | 準々決勝進出 | |
2017 | 準々決勝進出 | |
2018 | 準決勝進出 | |
2019 | 準々決勝進出 | |
2020 | 準々決勝進出 | |
2021 | 準決勝進出 | |
2022 | 準決勝進出 | |
2023 | 決勝 | 4位 |
2024 | 決勝進出 | 敗者復活勝者 |
マユリカの特記すべきこと
去年、2023年に決勝進出の際、
令和ロマンに敗れ、4位という惜しい順位でファイナルステージに進出できなかったマユリカ。
2024年は、インディアンスとの接戦の末、敗者復活をはたしました。
目指すは優勝!
優勝してキモダチを卒業すること!!!(それは無理だと思いますが!)
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